縦巻きトリルロールのお嬢様と仲良くなりたい
縦巻きトリルロールのお嬢様と仲良くなりたい
私は縦巻きトリルロールのお嬢様と仲良くなりたい
ハーフアップのお嬢様でも、三つ編みのお嬢様でも、素晴らしいけれど、私は気高くて自分のことが大好きで家柄に誇りを持っている縦巻きトリルロールのお嬢様と仲良くなりたい。髪の色は赤でも金でも茶でも黒でもなんでも良い。
縦巻きトリルロールの純粋お嬢様が好きなんだ…びしぃっ!って指さされたいし、指さしたらだめだよって言ったら、本気で「あっわたくしったらついはしたないことを…」ってしょぼくれて欲しいし、「はっ!誤魔化そうったってそうはナスのぬか漬け!ですわよ!」と庶民の覚えたてのお祖母様から教わった古い言葉使って叱って欲しいし、なんだかんだ「…無理はしてはいけませんわ」って甘やかされたい。仲良くなってきたせいで、他の人に私の甘やかしすぎを注意されたら「私が〇〇を甘やかしたなんてこと一度もありませんわ!」って言ってほしい。甘やかされつつ、甘やかしたい。
ねるねるねるね作ってたら、ものすごく気持ち悪がって欲しい。
「なんですの…?この食べ物は?」
それで教えて、こっそり一口味見してもらったら、「人によって好き嫌いが別れそうなお味ですわね、でも面白いものね。炭酸水素ナトリウムかしら」と言われて、「室井!これを100個用意なさい」と急に言い出して、「いいこと?今から100個作りましょう」と言って欲しい。
それはもうずっと前に他の人達がやってるよと伝えると、
「なら、1000個!1000個なら誰も作ってないはずですわ!」とムキになったお嬢様が本当に発注してもらい、作って、屋敷のもの総出で食べる羽目になりたい。
「もう、ねるねるねるねるねは懲り懲りですわ…」と嘆いて欲しい。(尚、ちゃんと食べてくれる)
年月が経ち、望まない人と結婚することになり、ウェディングドレスを選ぶ時、「美しいでしょう。私に似合わないものなどありませんわ」と俯いて話した時に、「何でも、似合うお嬢様はとても美しけれど、涙だけは似合わないよ」
と言った瞬間、「ヌヴァ。わたくし…わたくし本当は…」と吐露して欲しい。そこから、吹っ切れたお嬢様が自分のやりたいことを出来る人生にするためにばりばり行動し、私も屋敷の人たちとサポートしたい…そのせいで、計画は成功したものの、離れ離れになる日が来てしまい、最後にねるねるねるねを渡したい…最後に2人で食べるねるねるねるねの味。
「もう死ぬまで食べることはないと思っていたのに、こんなふうはまた食べるなんて。やはり、好き嫌いが別れそうなお味。残念ですけれど、わたくしの口には合いませんわ」
「でも、ヌヴァと出会わなければ、こういうものを口にすることもきっとありませんでした」
「また、いつか、きっと…きっと会えますわよね。わたくしたち。」
「こんなに魅力溢れる弥勒院家の一人娘。わたくしを忘れるなんてことあるはずありません。ただ、あなたは少し抜けていらっしゃるところがあるようですから、そこが心配ですわ。そんなことなくってよね。あったら許しませんわよ。いいこと?お天道様が許しても、わたくしが許しませんわ。」
こんなお嬢様はいない。
こんなお嬢様は…いないんだよ。
デレステの推しは櫻井桃華ちゃんと双葉杏ちゃんと橘ありすちゃんともりくぼです。
後、きらりんとウサミンとはあとと城ヶ崎美嘉姉も大好きです
少女に幸あれ…